アラフォー世代の婚活中の皆さん、
「婚活をやめたい…でも、やめた後に後悔しないかな?」
そんな不安が頭を巡り、心が晴れない日々を過ごしていませんか?
婚活をやめた後が「自由で幸せな日々」になるのか、それとも孤独や不安に押しつぶされる日々になるのか…
それは、あなたの心の持ちようで大きく変わってきます。誰もが未来を予測できれば、悩むことはないですよね。
こんにちは。わたくしは千葉県柏市で婚活アドバイザーをさせていただいている結婚相談所プラナの白鳥志津子です。
この記事では、アラフォー世代が婚活をやめた後に直面する現実や、それを乗り越えるために必要な「鋼のメンタル」についてお話しします。
ある人にとっては「解放された幸せ」でも、別の人にとっては違う結果が待っているかもしれません。
あなたの人生にとって最善の選択ができるように、是非一緒に考えていきましょう。
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目次
1.婚活をやめたい気持ちvs.続けるべき理由
婚活が厳しくなるアラフォー世代にとって「もう婚活をやめたい」と感じる瞬間は誰にでも訪れます。
あなただけではありません。
ですが、やめた後の人生には大きな覚悟が必要であり、婚活をやめるという選択が自分にとって最適なのかどうか、慎重に考える必要があります。
というのは、アラフォー世代が婚活をやめるということは、このまま独身生活を生涯続けることになる可能性が高いからです。
婚活をやめた10年後の自分を想像する
たとえば、10年後の自分を想像してみます。
- 今より体力も衰えます。
- 周りの友達環境も変わります。
- お友達はお孫さんが生まれておばあちゃんになっているかもしれませんね。
もちろん、婚活をやめた後に突然の出会いが訪れることもあるでしょう。
ですが、ごくごく少数派です。
もし、そのようなことが多数起こるならば今ほど婚活自体が流行っていません。
要するにいつまでもアラフォーではないということです。
おじさん、おばさん通り越して、おじいちゃんおばあちゃん世代になっていくのです。
20代とは違い、より精神的にきついシーンが度々訪れます。
婚活を「やめたい」気持ちは非常に自然な感情ですが、そこで即座に婚活をやめることが自分にとって最適なものかを慎重に考えなければいけません。
なぜなら、あなたが婚活をやめたいと思う理由は、「婚活ストレス」です。
確かにやめれば一時的にストレスから解放されます。しかし、その後に待ち受けているのは、想像以上の孤独感や将来的な不安、そして自己否定なのです。
婚活をやめた後は、大きな覚悟が求められます。
これら将来に対する不安や孤独感を乗り越えられるだけの強メンタルを持ったいなかったら、後悔します。
次の章では、アラフォーが婚活をやめた後に直面する不安を書いていきます。
2.アラフォーが婚活をやめた後に直面する不安と孤独一挙公開
アラフォー婚活やめた後には、具体的にどんなことに直面するかを見ていきましょう。これらのことを考えずに安易に「もう婚活やめた!」と決断しないでください。
あなたの人生はあなたが責任をもって作っていくのですよ。
アラフォー過ぎたら責任逃れはできません。じっくりと読んでください。
将来への不安
婚活をやめた後に最も大きな不安として挙げられるのは、『このまま一人で人生を終えるのではないか』という将来への恐れです。
年齢が進むにつれて、パートナーがいないことが孤独感を増幅させ、経済的・精神的に誰にも頼れないという心配が募っていきます。
たとえば、大きな地震や災害が起きた後には結婚相談所への入会者が増える傾向があります。
東日本大震災やコロナ禍でも同じような動きが見られました。
こうした未曾有の出来事に直面したとき、パートナーがいることがどれだけ心の支えになるかを強く実感するのです。
困難な状況を一緒に乗り越えることで連帯感が生まれ、災害時でさえも心が通じ合う幸福感を感じることがあります。
社会的な孤立感
周囲が結婚して家庭を築く中、自分だけが「婚活をやめて独身」という状況に追い込まれると、孤立感が強まります。
特に50代以降になると、先にも述べましたが、周囲の同世代がおじいちゃんおばあちゃんになっていく中、世代を超えた取り残され感があります。
たとえば、子供のいない私は、同世代がお孫ちゃんの話を始めるとやはり孤立感を覚えます。パートナーがいてもそうなのだから独身の人は余計に孤立感を感じるのではないでしょうか。
老後の不安
老後の不安は経済的な面と精神的な面と両方が襲ってきます。
もしかしたら安易に「老後は施設に入ればいいし」と思っていたら現実を知らなすぎます。要介護でない場合、そうそう施設にはお世話になれません。
病院や買い物に行くのも一苦労するようになるのです。
アラフォー独身女性の大いなる勘違い
私は、心身の健康をケアするセラピストとしても活動していますが、パートナーがいる人は、たとえ喧嘩をしていても元気です。張り合いがあるとても言いましょうか。
ときどきアラフォー婚活者が婚活ストレスが出てきたときに「女性は旦那さんを亡くしてからが元気だよね!だとしたら旦那さんはいなくてもいいんじゃないの?結婚の意味が解らない」というようなことを口にします。
これは大いなる勘違いです。今まで一緒にやってきた夫婦の歴史の上に成り立っている女性の元気さなのです。
ずっと独身ではそうはいきません!
親の介護や家族の支え
親が高齢化して介護が必要になったときに、パートナーがいないことで一人でその責任を担うことになるかもしれません。
また、自分が将来的に介護を必要とする立場になったとき、家族の支えがないことをどう克服するかという問題にも向き合う必要があります。
また私事で恐縮ですが、父の病気の看病で体力的にも精神的にもきつかったとき、どれだけパートナーに支えられたかわかりません。何をするでもないけど、徹夜で看病した後に「お疲れ様」と声をかけてくれるだけでどれだけ救われたことか。
このようなことを言っても独身者にはなかなか通じません。結婚というのはこういう些細なことの積み重ねです。その積み重ねが支えになるものです。
自己評価の低下
婚活をやめた後に陥りがちな自己評価の低下も大きな問題です。
- 『自分は結婚に向いていなかったのかもしれない』
- 『自分に何か欠陥があるのではないか』
といった自己否定に悩むことがあります。
自らに『結婚できなかった人』というレッテルを貼りつけ、たとえ周りがそう感じていなくても、自分自身がその考えに縛られてしまうのです。
このような自己評価の低下は、精神的に大きな負担となり、日々の生活にも影響を及ぼします。
一時的な解放感とその後の現実
婚活をやめたらスッキリした!なんて心が軽くなったのでしょう!というような思いはやめた直後に現れます。
- 婚活をやめた解放感。
- 誰にも邪魔されない休日。
- 決断をしなくていい日々。
それはそれは天国のように思うかもしれません。
しかし、その後に待っているのは、孤独や不安、自分の人生の意味についてなど、結局は婚活を続けていた方が良かったのではないかと後悔する可能性があります。
ひとり時間の増加
婚活をやめると、突然自分の時間が大幅に増えます。
最初のうちは、これまでできなかったことに挑戦したり、誰にも気を使わずに過ごせる休日を楽しんだりするかもしれません。
しかし、時間が経つにつれて、自分の時間が増える一方で、孤独な時間も増えていくことに気付くでしょう。
最初は心地よかった自由な時間が、1年ごとに次第に孤独な時間へと変わっていくのです。
このような不安や孤独に一生涯向き合うためには、鋼のメンタルが必要です。
3.周りに流されない鋼のメンタルに必要な経済的自立と精神的自立
この章では、婚活をやめて一人で生きていくために必要な「経済的自立」と「精神的自立」についてお話しします。
婚活をやめたら、何をおいても重要なのは経済的自立
経済的基盤の確保
一人より二人の方が経済的に楽です。一人暮らしは何かとお金がかかるものです。
ですので、一人で生きていくためには安定した収入や貯蓄が絶対的に必要です。もちろん結婚していても輸入と貯蓄は必要ですが、同じ生活をしていても既婚者の方が貯蓄に回せる額は増えます。
今、正社員なら会社にしがみつくこと。
時として夢を追って自分で事業を立ち上げたりする人もいますが、成功するのは稀です。非正規なら副業をして収入源を確保しておいた方がいいかもしれません。
一度ファイナンシャルプランナーの方に相談してみるといいでしょう。
老後資金や緊急時の備え
経済的余裕を持つことが必要です。予期せぬ出来ごとにも対応できる経済的余裕を持ってください。
年を取ると詐欺などにも会いやすくなります。「私は大丈夫よ!」と思っている人こそ詐欺に会いやすいですので、ご注意ください。孤独な老人ほどだましやすい対象はいませんからね。
アラフォー世代では、まだまだ老後の自分が想像できないかもしれませんが、老後の生活や健康問題に対する本や雑誌はたくさん出ていますので、今のうちからそういう情報に触れておくことも大事です。
婚活をやめた後の精神的自立とは何?
孤独に耐える力
婚活をやめた後に直面する最大の課題は「孤独に耐える力」です。
「友達がいるから大丈夫」と思うアラフォー婚活者もいますが、パートナーと友達は異なる関係性です。パートナーにはわがままや弱さを見せられても、友達には遠慮が必要な場面も多いでしょう。
特に、仕事から帰っても誰も待っていない家で、何年も一人で過ごすには強い孤独に耐える力が必要です。さらに、定年後には仕事すらなくなり、孤独感が一層深まることを考えると、この力を鍛えておくことは大切です。
自分の価値観に自信を持つ
「婚活をやめた」という決断を下すのはあなた自身を肯定できる心の強さが必要です。
そうでなければ、「あの時、もっと婚活を続けていたら違う人生があったかもしれない」と、ずっと後悔し続けることになるでしょう。
たとえば、世間一般に広がる「結婚した方が幸せ」という価値観に対抗できるくらい、自分の価値観や生き方に自信がなければ、孤独に押しつぶされてしまうでしょう。
これは、婚活を途中でやめた人が特に陥りやすい状況です。
だからこそ、強い意志を持ち、自分の選んだ生き方に自信を持って進むことが大切です。
経済的。精神的自立が相互に支える
経済的自立と精神的自立は相互に支え合います。
なぜなら、経済的に安定していると、将来の不安が軽減されます。「お金があるから大丈夫」と思えれば精神的な安心感をもたらします。
また、精神的に強ければ、副業をしたり何歳になっても仕事をしたりして、不安定な経済状況にも立ち向かう勇気が湧き、「生涯現役」でいられます。
4.本当にその選択で大丈夫?婚活をやめた後の覚悟を問う
婚活をやめたいと思ったときに、上記で述べたことをしっかりと考えなくてはいけません。
前のブログ「アラフォー婚活、やめた後に後悔する人しない人」に最適判断のガイドラインを書きましたので参考にされてください。
婚活をやめると決意したとき、何より大切なのは「覚悟」です。
ただ「婚活に疲れた、もういいや」という一時的な感情だけで決断しようとしていませんか?
婚活をやめた後には、見えない不安や孤独が待ち受けています。
その孤独に耐える力や経済的にも精神的にも自立する準備が本当に整っているのかどうか今一度自分に問うべきです。
前にも述べたように、
- 大きな災害や緊急時には人恋しさが募り、パートナーがいることで強い支えを感じることもあります。
- 自己評価の低下や、将来に対する不安が重なり、後悔の念に駆られることもあるかもしれません。
- 「このまま一人で生きていけるのか?」という思いがふとした瞬間に襲ってくることは避けられません。
婚活をやめるという選択は、単なる「疲れたから」の理由だけではなく、長い将来を見据えた覚悟が必要です。
一人で生きる覚悟はできていますか?
その覚悟がないなら、経済的にも精神的にもパートナーを求める人生をもう一度考え直してみるべきかもしれません。
5.まとめ:婚活をやめたいなら強いメンタルが必要
婚活をやめるには覚悟が大切だと前の章で述べました。
- 孤独に向き合う力
- 経済的・精神的な自立の必要性
- 後悔に備える
- 人生を豊かにする術を身に付ける
これらが備わって初めて、自分の決断に自信が持てるのではないでしょうか。
たとえ婚活をやめたとしても、堂々と世の中を渡り歩けるマインドと行動力をもってください。
そのような強さがあれば、健康も同時に手に入るでしょう。
健康を蝕む一番大きな要素はストレスなのですから。
その覚悟が持てないのなら、やめるのではなく一旦休止という選択もあります。
悔いのない人生を歩んでくださいね。
おわりに
アラフォー婚活は、短絡的に「やめた」と判断するのは後悔が残ります。この記事を参考に自分自身としっかり向き合ってください。
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