結婚相談所の年齢層 今ドキの事情

結婚相談所の年齢層は、近年において驚くべき広がりを見せています。20代から驚くべきことに70代まで、多様な年齢層が幅広く参加しています。私は18年間、結婚相談所を運営しておりますが、これほどまでに多様性が増したことは過去になかったことです。

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20代の皆さんは、先輩たちを反面教師にし、40代の皆さんは新たなスタートを迎える重要な時期として結婚相談所に参加されています。各年齢層において、幸せな結婚を築くための重要事項が異なることを理解しています。

この記事では、年齢層ごとに注意点や意識の持ち方を詳しくお伝えしていきます。読み終えると、自分の年齢層に合った婚活のやり方や考え方を知ることができます。

最後まで読んでいただき、あなたらしい幸せな結婚を手に入れる手助けとしていただけたら幸いです。

1.結婚適齢期と晩婚

1.1初婚年齢のピークは20年前と変わらない!

ご存知でしょうか?なんと!初婚年齢のピークは今も昔も変わらないのです。

晩婚化が叫ばれて久しい中、驚くことに、初婚年齢のピークは男女ともに27歳です。これはなんと20年前から変わっていないのです。

だとしたら、「なぜ晩婚化なのか?」と疑問に思う方も多いかもしれませんが、実はこれは中高年の婚姻数の増加が影響しています。したがって、平均初婚年齢は男性が31.1歳、女性が29.7歳となっています(厚生労働省「人口動態統計」)。

大学を卒業し、3,4年働き、そして落ち着いたタイミングで結婚というライフスタイルは、今も昔も変わっていないのです。

過去を振り返ってみてください。

27歳のころに結婚式のお呼ばれピークが訪れなかったでしょうか?

第一次結婚ピーク。

そして、第二ピークは31歳のころではありませんでしたか?その後はポツポツとあったり、なかったり。

もちろん、大学院に進学したり、キャリアを積んだりすると、3年4年などあっという間に過ぎ去ります。それでも多くの人は27歳に初婚のピークを迎えています。

なぜかと言うと、「出産のタイムリミット」があるからです。医療が進んでいるとはいえ、30歳を過ぎると女性の自然な妊娠確率が下がってくるため、子供が欲しいと思ったら27歳ごろに結婚し、子供を持つライフスタイルに入ることが一般的なのです。

1.2 晩婚の背後にある要因と現代の傾向

あるとき、私の結婚相談所の男性会員がボソッとこんなことを言いました。

「みんな、けっこう結婚に向けて計画性をもってやっていたんだな。正直知らなかったよ。自然にいつの間にか結婚するものだと思っていたからね。誰も教えてくれなかったし。」と40年の人生を振り返って苦笑いしていました。

会社帰りに飲みに行く機会がめっきり減り、休みの日には疲れてぐったりしている。友人と恋愛話に花を咲かせるなどということがほとんどなくなり、自分の置かれている状況に焦りを感じなかったのでしょう。

しかし、彼だけではありません。これが世の中の現状なのです。

恋愛や結婚の話をする機会がないと、奥手の男女はすっかり気を逃してしまい、気が付けば40代!0結婚するにも婚活するにも勇気を要する年齢層になってしまっているのです。

もう一度言います。大事なことなので!

初婚年齢のピークは、今も昔も男も女も27歳です。

 

でも、安心してください。

私たち結婚相談所は、

  • 適齢に危機がつけた20代
  • 少し遅くなっても諦めない30代
  • 人生の孤独を避けたい40代
  • 一人寂しい生涯が目の前に迫る50代

どの年齢層に対してもアプローチできる婚活サポート術を学びました。

晩婚化・少子化と騒がれ、私たち結婚相談所の使命が大きくなったからこそ、年齢層如何ではなく、人柄を重視した結婚のお世話ができるようになりました。

 

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第2章からは、様々な年齢層の婚活事情をお伝えします。あなたの年齢層に合った適切な考えを知ることで、あなたの婚活の足掛かりになるでしょう。

2.結婚相談所の年齢層

ではここからは、各年齢層の想いや現実を見ていきましょう。

2.1 20代の事情:夢とリアルのはざまでの選択

20代は、年齢層に合った視点で結婚に向き合いましょう。

平均初婚年齢を見て、「結婚はまだ先」と勘違いしないように!第1章で述べたように、27歳が初婚のピークです。

結婚に対しての夢もあるでしょう。仕事のキャリアに関しても悩みが増えるでしょう。

たとえばこんなことです。

  • 「結婚は良い人がいたらいずれしたいと思っているのよね。でも今は仕事で覚えることたくさんあるし、そんな余裕ないな」
  • 「恋愛よりキャリアを磨きたい!」

このような思考が婚期を逃す要因です。

もちろん、せっかく大学を出て就職をしたのだから、キャリアを磨きたいと思うのは当然です。しかし、片方だけに偏るのは危険です。

大学を卒業し就職したばかりの20代は、キャリアと結婚の双方を視野に入れた考え方が重要な年齢層です。

これを巧みに両立させた人が、将来の婚活や人生を豊かに歩めるでしょう。多くの40代が結婚できなかった理由は、この器用さを持ち合わせていなかったことに起因しています。

もし、あなたがすでに恋人がいる場合、結婚を視野に入れたお付き合いを進めることが重要です。

一方、恋人がいない場合は、結婚をゴールとした婚活を20代から始めることをおすすめします。20代なら、婚活アプリでも効果的に活用できる可能性が高いです。

2.2 30代の事情:キャリアとの両立と理想の出会い

30代という年齢層は、キャリアが発展し、責任のある仕事が増える時期です。社会的責任を重要視するとますます婚期が遠のきます。

女性は20代のころに比べ体力が落ちてきますので、休みの日には、ぐったりしていることが多いのではないでしょうか?男女ともプライベートに割く時間より仕事に割く時間がほとんどかと思います。学生時代~20代は運動をしていたのに、運動から遠ざかるのもこの年齢層です。

そのような中で、恋人がいるならまだしも、いない場合は、結婚を夢見ることすら忘れてしまうかもしれません。

 

《参考記事》

 

たとえば私がセラピーをしている(*私はアロマセラピストとしてのキャリアも持っています)ある30代の独身女性は、「昨日も徹夜で資料作ってた!」と1ヵ月に2回ほど徹夜仕事をするほど忙しい日々を送っています。

このような場合は周りにいる人から、結婚への意識を高める言葉を常に投げかけてもらうことが肝心です。

30代は仕事に没頭する年齢層であり、結婚相手への意識が後回しにされがちなのです。そのため、40歳が目前の37歳以降で結婚相談所に入会するケースが増えています。

一方、キャリアを積み上げない人は、趣味に重きを置いたライフワークが発展することもあります。しかし、楽しい趣味に夢中になりながらも心の奥底に何かが不足していると感じるのです。

さらにこの年齢層は、理想の結婚相手を追い求めすぎる傾向があります。

「この年齢で結婚するのだから、若いうちに結婚した人よりスペックの高い人を!」と欲が出るのもこの年齢層です。たいていは失敗します。

 

《参考記事》

 

2.3 40代の事情:新たなスタートと家族の役割

40代になると、たとえ独身であっても、物事を「家族」という単位で考えられる年齢層に入ります。

40歳は2回目の成人式とも言われるこの時期に、自己中心的な視点から脱却し、家族や共同体との関わりを大切にする意識が芽生えます。同時に人生を振り返る時期でもあります。

この年齢層では、前述のような結婚に向けた計画的な行動をとった既婚者である同級生たちに刺激され、自らも結婚について真剣に考えるようになります。

男性も女性も同じく、結婚への願望を「最後のチャンス」と結婚相談所に託すことが増えます。

それに、考え方が自己中心的ではなくなりますので、この年齢層の婚活は比較的短期間に終わる傾向があります。その理由は以下の2点です。

  1. 自分と相手を総合的に見ることができるようになります。
  2. 結婚に対する深い理解が生まれやすくなります。

≫40代女性の婚活

 

ただし、精神的な成長が不十分な40代も存在します。その場合は婚活を通じて学びつつ進んでいくことがあり、それにより長期にわたる婚活となることもあります。

いずれにしても、最後のチャンスという思いが婚活に真剣に取り組む要因となっているようです。

2.4 50代の事情:第二の人生と共に歩む相手の探し方

50代になると、女性は再婚者が増えます。一方男性は初婚という場合も多く存在します。

この年齢層では、パートナーと共に新しい冒険に挑戦し、人生を豊かにすることが重要視されます。

結婚相手を探す際も、「一緒に笑い、支え合い、未来を共有できる相手」という希望が強くなります。

婚活においては、過去の経験を生かし、相手の価値観や人間性を重視することが一般的です。容姿や外見だけでなく、共感できる価値観や人生観が重要なポイントとなります。また、子供の有無や家族構成も大きな要因として考慮されます。

3. 年齢層別結婚相談所の利用方法

3.1 年代に合わせた効果的な結婚相談所の選び方

最初に述べた通り、結婚相談所は「晩婚化」「少子化」の影響を受け、各年齢層に合わせたサポートを提供しています。ただし、ご入会前に以下の点に注意することが重要です。年齢層ごとに示していきます。

20代

  • 自由にお見合いの申し込みができるか?
  • 紹介に制限がないか?
  • 相応の年齢層の異性が在籍しているか?

これらを最低限チェックすべきです。

30代

カウンセラーの力量が重要。

  • 面談の時間が十分にあるか?
  • カウンセラーとのコミュニケーションが気楽に行えるか?

30代は厳しい年齢層なので、自身とカウンセラーが協力して最適な相手像を見つけることが重要です。

40代

経験豊富なカウンセラーが役立つでしょう。具体的な悩みに答えてくれるカウンセラーの存在が重要。

40代は悩みが多い年齢層なので、はっきりとしたアドバイスが得られる結婚相談所が適しています。

50代

  • 相応の年齢層の異性が在籍しているか確認が必要。
  • コミュニケーションをサポートしてくれるかが重要。

50代では相手とのコミュニケーションが求められるため、それをサポートしてくれる結婚相談所が良いでしょう。

3.2 プロフィールの工夫と成功への近道

結婚相談所において、プロフィールは非常に重要です。どの年齢層でも、最初の印象や共感を得るために工夫が必要です。

以下に注意すべき点を書いておきます。

1. 真実性を大切にする

プロフィールには自分自身を正直かつ真実に表現することが重要です。相手との信頼関係を築く基盤となります。

2. 興味深い趣味や特技をアピール

プロフィールには自分の趣味や特技をアピールポイントとして積極的に記載しましょう。共通の趣味があると相手とのコミュニケーションがスムーズになります。

3. 具体的な目標や価値観を示す

結婚において大切にしている価値観や将来の目標を具体的に示すことで、相手に自分との共通点を感じさせ、良い印象を与えることができます。

4. 写真の選定に注意する

プロフィール写真は清潔感があり、自分を良く表現できるものを選ぶことが大切です。自然光を利用して明るく、笑顔が溢れる写真が好印象を与えます。

5. 自分の強みを強調する

プロフィールには自分の強みや魅力をしっかりとアピールすることが重要です。他の人と差別化し、自分を際立たせるポイントを強調しましょう。

6. 細かな配慮を忘れない

細かな配慮が相手に良い印象を与えます。言葉遣いや文章の構成に注意し、相手に対する思いやりを感じさせる表現を心掛けましょう。
表現次第で、お相手の印象が変わってきます。

7. プロフィールの定期的な更新

自分の成長や変化があれば、プロフィールを定期的に更新することで、相手に最新の情報を提供し、親近感を生むことができます。

 


最後までお読みくださいましてありがとうございます。

いかがでしたでしょうか?

年齢層による注意点やご成婚への近道をあげました。もちろん、思い通りにいかないのが婚活です。しかし、客観的視点を大切にし、カウンセラーとともに歩むことで、今より豊かな人生を歩むことができるようになります。

結婚は、人生を豊かにする方法の一つです。

誰かと一緒に生活する人生と、一人の人生を想像して比べてみてください。

100%自分の思い通りにはいかないのが結婚ですが、深い思いやりや愛情が育まれ、厚みのある人間性を作れるのも結婚です。

以前、当結婚相談所でご結婚された46歳の男性が、「こんな豊かな人生もあるんですね」と結婚数年後にお便りをくださいました。結婚前は理想を追い求めて疲れてしまう婚活ですが、結婚すればお互いを思いやる豊かな人生があなたを待っているはずです。

 

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あなたの幸せな結婚を心よりお祈りしています。

もっと深く知りたいと思われた方は、初回無料にて40分のカウンセリングを承っておりますので、是非一度受けてみてください。

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この記事を書いた人

 

婚活アドバイザー 白鳥志津子

2005年の結婚相談所の立ち上げから長い経験を持つ婚活アドバイザーです。ブログでは、婚活の成功事例や心のケア、時間管理など、幅広いテーマを取り上げています。読者の皆さんが自信を持って婚活に取り組めるよう、正確な情報と具体的なアドバイスを提供しています。ぜひ、私のブログを通じて婚活のヒントやインスピレーションを得てください。

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