改めて「婚活時代」を読んでみた!

婚活時代から12年!婚活アドバイザーの私が思うこと

婚活時代を改めて読んでみたブログイメージ

こんにちは。婚活アドバイザーの白鳥です。

婚活についてのアドバイス的なブログを何年もずっと書いてきましたが、同じことの繰り返しになり、自分が読み返してもなんだか面白くない!

婚活に成功するにはこうしたらよいとか、結婚はした方が良いとか、婚活に二の足踏んでいる人への叱咤激励とか、お見合いに失敗しないためのテクニックだとか、、、

もう書くことが出尽くした!

何か書こうとすると、過去にも同じようなことを書いていたり、また他の方も同じようなことを書いていたり。

頭の中で、わくわく感が全くでないのです。これでは、読んでいただいているだろう方は自分以上につまらないと思っているに違いない。私が書くことで、発見や気づきをして、良い人生を歩んでもらいたい!との私の思いが全く届いていないだろう。

婚活時代を読み返してみた

これではいかん!頭の中を整理してもっとシンプルにしようと、改めて、2008年に発行された「婚活時代」を読み返してみました。

12年前の出版です。

私は、さらにその前から結婚相談所を始めていたので、「婚活」という言葉は途中で私の中にインプットされた言葉です。

これが出たときには、「なるほどね~、婚活か。就活の次は婚活、、、いいねぇ~。」と思いましたが、こんなにこの言葉が当たり前になるとは思っていませんでした。流行が終息するようにだんだんフェイドアウトしていく言葉かなと思っていたら、12年たった今では、フツーに婚活です。

それどころか、すべての行動に「活」をつけるのが流行り出したのも、この「婚活時代」以降のような気がします。

菌活、腸活、終活、朝活、妊活、、活だらけの日本となりました。

受け身では何も変わらない

makotomoさんによる写真ACからの写真

これがどういうことかと私なりに考えますと、日本人の特徴的な性格である「受け身」では、何も変わらないどころか、状況はますます悪くなっていくことを実感として感じ取っているのではないか、自らの責任で行動することが人生をよりよく生きるために必要なことと理解し始めた10年強だったのではないかと思います。

本当にそうですよね、過去を振り返ると就職氷河期に始まり、雇用はやや回復したもののまだまだ景気の安定を実感できないでいる、就職できても昭和の時代のように安定はない。非正規雇用の方もまだまだ多い。

安心・安定を得るための「活」というわけです。

ちなみに私は、バブルはじけたときが就活でしたので、ギリ就職は何とかなりましたが、自分のやりたいこと探しで、たった10ヶ月で最初の会社を辞めてしまいました。

それはともかく、なにか「活動」をしないと、健康も人生も悪くなる一方だと思い込んだ10年。

その結果、少しは状況が良くなったかといえば、なった人とならない人との2極化が進んだように思います。格差社会と言われるようになりましたが、全くその通りだと思います。

「一億総中流時代」は昔々のお話し。(*1979年(昭和54年)の「国民生活白書」では、国民の中流意識が定着したと評価しているそうです。ウィキペディアより)

人生の舵取りは自分

何もせず流されて生きていても、結婚や就職、そして孤独でない死が待っていた昭和の時代。これをうらやましいと思うかどうかは個人の価値観だと思いますが、平成から令和に生きる私たちは、自分で自分の人生の舵取りをすることを覚えなくてはいけないのです。

だが、それを教えてくれる人がいない!

親の世代は、受け身でもなんとかなった!

だからこそ、やみくもに色々な「活」をして、手探りで幸せな人生を引き寄せる努力をしているのだと思います。

この様々な「活」、やらないよりやった方が良いに決まっている。人は行動することで何かが変わるのですから。

しかし、残念なことに、自分を取り巻く環境(経済環境も幸せ環境もすべて)を変えようと頑張っているのに、どうしても変わらないどころか悪くなっている人もいます。

ここが2極化のゆえんです。

なぜ、頑張っているのに悪くなるのか!
不公平ではないか!
頑張る人は報われるべきではないか!
神様はどこにいるの!

婚活にしたって、お見合いを何回しても、話の合わないお見合い相手に無理にほほ笑む努力をしても、結婚できない人はできない。

「こんなに婚活を頑張っているのに」

頑張れば頑張るほどうまくいかない人生

私は、婚活アドバイザーだけでなく、アロマサロンやリラクゼーションサロンの経営やアロマスクールの運営、また、私自身もアロマセラピストとしてお客様の悩みを聞きます。

人事の問題、結婚相談所の会員様の問題、人生のお悩みの問題、様々な人との関わりのなかで、頑張っても上手くいかない人というのは、確かにいます。

私自身も頑張っていても上手くいかないときもあります。

でも私は、なぜうまくいかないかを知っています。だから軌道修正が出来ます。それでも、都度軌道修正をしなくてはいけないのは、昭和の生まれだからなのか!と思います。悲しいことに、身に沁みついた感覚はなかなか取り切れないものです。

頑張っているのに、上手くいかない人に共通していること!
それは、手段が目的になってしまっているのです。

例えば、婚活

婚活は、手段です。結婚のための手段。なのに、婚活が目的になってしまっている。そういう人は、頑張れど頑張れど、結婚にたどり着かない。

kuromenbouさんによる写真ACからの写真

もっとわかりやすく言えば、山登り。山のてっぺんを目指すことが目的なのに、頑張って歩くことが目的になってしまっている。歩くことだけを目的にしていたら、いつの間にか道がそれて、たどり着いたのが目指すところじゃなかったならまだいいが、たどり着けないのです。それで諦めて下山もしくは遭難です。

婚活遭難者、結構いらっしゃいますよね。

で、改めて、「婚活時代」を読んで何を思ったかと言いますと、山田昌弘氏・白河桃子氏が提唱した婚活時代は、12年後の今はすっかり定着したものになったことと、内容について細かくは進化している部分もあるが大枠ではあまり変わらないこと。

婚活手法も、個々には規模が大きくなっているが、この10年で新しいものは何もないこと。

さらに、私が付け加えるとすれば、婚活という言葉のなかった時代から、適齢期になったらお料理やお花やお茶を習いに行ったりした花嫁修業があり、そこの先生にお見合いを紹介されたりしたのは、まさに婚活!

女性は、昔から少しでも良いところにお嫁に行こうと婚活をしていたのです。男性の婚活が今に始まったことという点では、この10年で婚活時代の到来・定着と考えられます。

「婚活時代」の内容は、理系男性のコミュニケーション力など、当時と比較して少しは良い方向に変化したものもあるので、またの機会に詳しいお話をさせていただきたいと思います。

繰り返しますが、頑張っても上手くいかないときは、目的を見失っているときです。
だからこそ、コンピュータによるデータマッチングだけで頑張っても無理だと思うし、ネット婚活で自分なりの婚活を進めても無理だと思う。

かといって、世話焼きおばちゃんの紹介だけでは世間が狭く良い選択ができないかもしれない。

婚活でいえば、データマッチングと世話焼きおばちゃんを兼ね備えた、大規模なネットワーク(結婚相談所連盟)に加盟している結婚相談所のカウンセラーに頼るのが、目的を見失わず素敵な結婚相手に巡り合える確率が一番高いと言えます。

ここは、何年もブログで書いてきたところなので、またこの締めくくりか!と自己反省するのですが、やはりどんな切り口から書いても、この結論に達するのですよね。お許しください。

とにかく、頑張ってもダメな時は、頑張らなければ良い。真面目な日本人は、頑張りすぎるのです。それも一人の力で頑張ろうとする。

婚活遭難者にならないために、私たちに頼っていただくことも考えてみて欲しいと思います。

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